About

Top About Work Craft Blog


プロフィール
赤松 高輔

元々、自動車業界に勤務。その後、建設機械の製造会社にて溶接、設計、機械加工を担当し現在に至る。 Ailon coltdで制作している作品に関しては今までの仕事の経験を活かし個人でマイガレージにて制作しています。

Ailon coltd のこだわり

@鉄へのこだわり
Alion coltd で作るアイアンの仕上げは蜜蝋(ミツロウ)という昔ながらのコーティング方法を使用しています。 蜜蝋とはミツバチの巣を精製したなめらかなロウのことです。上の画像がそうです。 この蜜蝋をバーナーで溶かしてアイアンに塗りさらにバーナーでアイアンを熱します。
上側の黒味が強くなっているのが蜜蝋仕上げが完了した物です。 画像では色の違いしか分からないかもしれませんが実物は艶のある自然な黒でとてもきれいです。 また、蜜蝋がコーティングしてくれるようになるのでサビを防止してくれます。 ただ、蜜蝋は65℃〜70℃くらいで溶けるので暖炉などの近くに置くのはあまりおすすめはできないです。 溶けたとしても温度が下がればまた固まります。 自分の家のアイアン家具も蜜蝋でコーティングしていますが、夏場でも溶けたという記憶はないです。
A木のこだわり
木材の仕上げは英国生まれの植物油を主体としたオイルで仕上げています。 ワトコオイルの特徴はシックハウス症候群の原因ともされる、ホルムアヒデヒト、トルエン、キシレン等を原材料に含まないので安心して使えるオイルです。 また、仕上がりは表面に塗膜を作らないので木材、本来の美しさをたもつことが出来ます。 木が呼吸しているといわれるのは木の表面に塗膜を作らない塗料を塗っているもののことをいい、表面に塗膜を作らないので湿度が高い時は空気中の水分 を吸収したり乾燥している時は木の水分を出してやることができます。
まとめ
Alion coltd のコンセプトは鉄や木が持っている本来の魅力を引き出したいという所にあります。 また、Alion coltdで制作している製品はすべてハンドメイドで、 鉄の材質を利用し、溶接、焼き、研磨、などの作業を行っています。 「溶接の後」や溶接によって出来る「そり」などがあり、既存のスチール製品とは異なることが多いです。 そのようなことを理解して購入してもらえたらと思います。
inserted by FC2 system